子供の矯正治療は永久歯が生えそろってから始めるものと思っていませんか?
生えそろう前と後では治療が大きく変わってきます。
大人になって歯周病や虫歯があると矯正治療ができないと思っていませんか?
一般歯科との連携により虫歯などの口の中の問題解決と併せて矯正治療を行いますのでご安心ください。
当院では月1回、矯正専門医による矯正治療・矯正指導を行っています。
小児歯列矯正は成長発育中の治療開始により、多くの咬み合わせの問題を解決できる可能性が高くなります。
あごの成長を適切に誘導したり、乳歯を抜くタイミングを調整したりすることで将来治療の難しい問題点を予防することができます。
治療方法や装置の選択肢も幅広く提案できますので、お子様が取り組みやすい治療を見つけることができます。
小児期の正しい矯正治療が将来の健やかな成長を導いてくれます。
3歳頃からの矯正治療
予防矯正治療を行うことができます。
永久歯が生えてきた時の歯列不正を予防することを目的とした治療です。
6歳頃からの矯正治療
永久歯の生え始めの頃の矯正治療です。
生えてくる永久歯の方向や位置を正しい位置に導いたり、生えてくる場所を確保する為にあごの大きさを治していきます。
同時に生えている永久歯の位置を治す治療を行います。
9歳頃からの矯正治療
永久歯の生え変わりも終わり頃で、見た目は大人の歯並びに近い様に見えますが、まだ成長期ですので骨格的な変化を必要とする治療が十分可能です。
成人歯列矯正は永久歯列完成以降の治療ですので審美的にも気を配った治療が必要になります。
治療方法だけでなく個々のライフスタイルに適したプランが重要になりますので患者さまのご希望をお聞きした上で、最適なご提案をいたします。
自己管理ができるので丁寧な歯磨きなどのケアができたり、成長もほとんどないので治療計画が立てやすいなどメリットがあります。
歯並びにコンプレックスをもたれている方も、咬み合わせが悪く悩んでいる方も最新の矯正治療と治療実例をご覧になれば自身の治療後をイメージできると思います。
そこから自身に適した治療方法が見えてきます。
代表的な不正咬合
不正咬合(ふせいこうごう)は特徴に応じて分類されていますので、主なものをご紹介いたします。
種類や症状は様々で、治療方法も異なりますが、参考にしてみてください。
叢生(そうせい)
前歯の歯並びがデコボコ、歯の重なりがあるもの。原因としてあごの大きさが狭いこと。その為、小児では下の前の乳歯の後ろに永久歯が重なるように生えることがあります。
開咬(かいこう)
奥歯で噛んだ状態で、上下の前歯が開いて咬み合わせない状態。前歯で物を噛み切ることができません。原因として指しゃぶり、舌の位置異常、舌癖が考えられます。
上顎前突(じょうがくぜんとつ)
出っ歯。上の前歯が強く前に傾斜していたり、上あごの歯全体が前に出ている状態。原因として前歯の生えた位置の異常、あごの成長不良、指しゃぶりなどがあります。
下顎前突(かがくぜんとつ)
受け口。下の歯が上の歯より前に出ている状態。奥歯に虫歯ができやすかったり、サ行やタ行のなどの発音がしにくい場合があります。
交叉咬合(こうさこうごう)
上下のあごの大きさのアンバランスによりあごの位置がずれた状態。咬み合わせの歪みから将来的に、顔が歪んでしまう可能性や顎関節症を誘発することがあります。
過蓋咬合(かがいこうごう)
上の歯と下の歯の重なりが深く、噛んだ状態で下の前歯が見えない咬み合わせ。深く噛み込んだ歯が歯肉を傷つけることもあります。
上記は症状の一例ですのでご自身の歯と比較されても、どのタイプにも当てはまらないことがあります。
症状を詳しく知りたい方は、ご来院いただいてご相談ください。ご相談は無料です
矯正治療はフルオーダーメイドです。
しっかりとしたコミュニケーションで、信頼関係を築くことが大切になります。
詳細な検査と的確な診断をもとに個々に最適な治療を行ってまいります。
さらに精密な検査を行い、分析をしていきます。納得のいくまで細やかにプランを調整・確認します。
ご予約 |
日時指定の完全予約制となっております。 |
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ご相談 |
検査やお話をさせていただきます。治療内容や装置の種類など何でもお聞きください。 |
診断 |
咬み合わせの状態や骨格の状態を分析したものや治療計画などをご説明させていただきます。 |
治療 |
患者さまに適した装置を使用して、あごを広げたり、歯並びや咬み合わせを治療していきます。 |
治療終了/経過観察 |
咬み合わせ治ったあとも定期的なメンテナンスや処置により、良い状態を保ちます。 |
矯正治療について気になることや、わからないことが多々あると思います。
そこでよくあるご質問をまとめました。
その他の質問がある方や、もっと詳しく知りたい方はお気軽に直接ご相談ください。
健康保険は適応?治療費っていくら位?
矯正治療は保険適応されませんので自費治療となります。
当院では治療開始前に治療費の総額を提示させていただきます。
治療途中での追加料金は発生することはありませんので安心して治療を受けていただけます。
また、支払いは無金利の分割も可能です。
その他の支払方法もございますのでお気軽にご相談ください。*医療費控除の申請も可能です。
治療中は痛い?歯は抜かないといけない?
治療初期の調整時に痛みを感じることがありますが、治療期間中ずつと持続するわけではなく徐々に軽減していきます。
治療方法により痛みの程度も異なりますので状態をお伺いしながら対処します。ご安心ください。
また治療のため抜歯を行うことがありますが小児矯正治療では将来の抜歯を予防する治療も行っています。成人矯正治療でもしない選択もあります。
抜歯する・しないでは治療後のイメージも変わってきますのでご希望をお伺いした上でしっかりとプランをつくっていきます。
目立たないように治療したいけどできる?
外から見えない歯の裏側に着けるものもありますが、歯の表面に着ける装置でも歯の色と同調するものや透明なものなど目立たない装置があります。
また、あごの大きさを治すものや歯を移動させるものなど取り外しができる装置は外からほとんど見えない薄くて透明なものもありますし、当院オリジナルの色からお好きな色を選んでお作りすることもできます。
装置を付けたまま運動や吹奏楽はできる?
装置を着けたままでも運動や格闘技・水泳・陸上競技・野球・サッカーなどのスポーツ、吹奏楽器・バイオリンなどの楽器の演奏を楽しむことができます。それぞれの特性に合わせた配慮もいたしますのでご相談ください。
顎が痛いけど咬み合わせは関係ある?
咬み合わせの影響で、あごが痛い、口が開きにくい、肩こり、片頭痛などの症状が現れることがあります。
当院では患者さまの咬み合わせの状態をコンピューターにより解析して噛む位置・バランスなどを診断する装置を使い、顎関節症の予防や症状改善の治療を行っております。