診療案内

訪問歯科/障害者歯科

訪問歯科について

当院では、病気や障害などにより、寝たきりや体が不自由で通院できない方のために、訪問診療を行っています。
介護施設や患者様のお住まい、入院先などに直接お伺いして治療いたします。
口から美味しく物を食べることができるよう専門の歯科衛生士と共にお手伝いします。
通院が困難で歯医者に行くことをあきらめていた方も、お気軽にご相談ください。

  • 治療内容

    むし歯治療、歯周病治療、入れ歯の調整・修理・新製
    口腔ケアによる感染症予防、誤嚥性肺炎の予防
    摂食機能療法、嚥下訓練など

  • 訪問歯科診療の進め方

    1.訪問診療のご相談、ご依頼を受けて、お口の状態や全身状態のチェックをします
    2.検診結果のご説明と治療方法の説明をします
    3.ご理解を頂いた上で、患者様にあった最善の方法で治療します
    4.口腔ケア

訪問診療時の口腔ケア

介護施設や、在宅で診療を受ける患者様の多くは、口の中を自分だけできれいに保つことは困難な状態です。又、口の周りの筋肉や、食べ物を飲み込む力も衰えが見られます。
そのために、むし歯や歯周病が悪化したり、口臭が強くなったりします。又、口の中の細菌が誤って気道に入ると、誤嚥性肺炎の原因になったりします。そのようなことを予防するために、歯科医師の指示の下に歯科衛生士が行うのが口腔ケアです。
口腔ケアは、主に口の中を清潔にする口腔清掃と、食べたり飲み込んだりする力を取り戻す機能訓練とがあります。食前に機能訓練を行い、食後に口腔清掃を行うのが理想的です。
主な機能訓練は、唾液の分泌を促す唾液腺のマッサージ、口の周りや舌の筋肉を鍛える体操、口の中の粘膜を整えて血行を促す口腔内マッサージなどがあります。
口腔清掃は、患者様がうまくきれいにすることができない、奥歯や歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目などを、その人に合った清掃道具を使ってきれいにします。歯が無くて入れ歯を入れている人は、入れ歯にも種々の汚れ細菌などが付着していますので、入れ歯の手入れも行います。

誤嚥性肺炎とは

口の中には多くの細菌が存在しますが、健康な人は誤って気道に入れることはほとんどありません。
また、たとえ食べ物と一緒に気道に入ったとしても、強く咳き込んだりする自覚症状があります。
しかし、介護を必要とする人たちの多くは、次の症状が見られます。

自分で口の中をきれいにすることができない
咳をする力が弱い
飲み込む時に気道がきちんと塞がらない
免疫力が低下している

そのような症状で、食べ物や口の中の細菌が気道に入り、それが原因となって肺炎を起こすことを誤嚥性肺炎と言います。
誤嚥性肺炎の予防には、お口の中を清潔に保つことが一番大切です。
そして、誤って気道に入れないために、口腔や喉の周りの筋肉や舌を動かす筋肉を鍛えることや、咳き込む力となる腹筋を鍛えることも重要です。

障がい者歯科

「障害者歯科」とは、障害などにより通常の歯科医院では安全に治療を受けることが困難な方を対象とした歯科治療です。

  • 障がい者歯科の対象

    ・障害により、自分では歯の痛みを訴えられない方
    ・知的障害によりコミュニケーションをとることが困難な方
    ・歯科診療に対する極度の恐怖心があるため受診が困難な方
    ・自分自身ではブラッシング(歯みがき)ができない方
    ・さまざまな病気や服用している薬のために受診が困難な方
    ・一人では食事を安全に摂ることが困難な方
    …など

  • 障がい者歯科での対応

    ・患者さんの障害についての理解と介護者の方と連携した診療
    ・治療のための姿勢が取りやすいようサポート
    ・麻酔などを活用し、恐怖心をやわらげながら行う治療
    ・全身麻酔の使用(当院ではなく、専門施設に依頼して行います。)
    ・歯みがき指導やお口の中のクリーニング
    ・障害の程度に合わせた診療サポート
    ・食事に関する指導やアドバイス
    …など

  • 治療に必要な書類

    障害者歯科を受診される場合は、以下の書類をご用意ください。
    ・紹介状(お持ちであれば)
    ・医療保険証
    ・公費負担証明書(医療証など)
    ・障害者手帳(身体・療育・精神)
    ・障害に関する論文・文献
    ・その他(母子手帳・服用薬剤一覧など)

  • 注意事項

    予約をキャンセルされる場合は、必ず事前にご連絡ください。
    患者さんの状態や治療内容などにより予約の時間が前後することがあります。
    治療時に衣服が濡れることが考えられるため、替えのタオルや下着をご持参ください。
    治療中は付き添いの方に患者さんの側に付き添っていただきます。
    当院だけでは対応が困難な方については、状態に応じてより専門的な医療機関と連携して対応させていただきます。

スポーツマウスガード

スポーツマウスガードを装着することで、歯や顎・口腔内を保護し、歯や口腔内の裂傷などの怪我を防止し、顎や顎関節への衝撃をやわらげます。
スポーツマウスガードは、近年その重要性が世界的に注目されています。スポーツ用品店などでも購入でき、安価で調整可能なものもありますが、フィット感が悪く、口を開くと外れてしまう、呼吸しづらい、話づらいなどの難点もあります。

  • マウスガードの特徴

    スポーツの衝撃から歯が折れる、欠けるなどの事故・外傷を予防します
    顎や顎関節の保護、脳震盪(のうしんとう)などを軽減する効果があります
    咬み合わせがよくなることにより、高い運動能力や瞬発力発揮が期待できます
    会話や呼吸への影響も最小限に抑えられます
    装着が簡単で安定性があります
    習慣的な歯ぎしりによる歯の削れを防止できます

  • どんな競技スポーツにマウスガードは必要ですか?

    ・アメフト
    ・アメリカンフットボールラクロス
    ・ラクロスサッカー
    ・サッカー
    ・ボクシング
    その他、コンタクトスポーツと呼ばれるアメリカンフットボールや女子ラクロスなど、からだの接触の多い競技では、マウスガードの装着が義務化されています。
    当院ではスポーツ競技の内容に関係なく、オーダーメイドのマウスガードをおすすめしております。

スポーツマウスガード装着をおすすめするスポーツ

  • 野球
  • サッカー
  • ラグビー
  • バスケットボール
  • バレーボール
  • ハンドボール
  • ボクシング
  • レスリング
  • ソフトボール
  • アメリカンフットボール
  • ウェイトリフティング
  • スケート
  • ボードスキー
  • 武道・格闘技
  • 自転車競技
  • 乗馬
  • 馬術競技
  • バンジージャンプ
  • フィールドホッケー
  • 体操競技
  • アイスホッケー
  • ローラースケート
  • ラクロス
  • ラケットボール
  • 砲丸投げ
  • 円盤投げ
  • 槍投げ
  • ハンマー投げ
  • スカイダイビング
  • スカッシュ
  • サーフィン
  • 水球(ウォーターポロ)

マウスガード種類表

歯ぎしり

歯に悪い歯ぎしりってどんな悪さをする?

睡眠中の歯ぎしりは、日中に受けたストレスを発散し、脳とからだを健康に保つ大切な行動です。しかし、ときにはその強い力が歯を痛めてしまう場合があります。

悪い歯ぎしりの兆候

  • 詰め物が良く取れる

  • 朝起きると顎が痛い・だるい

  • 知覚過敏になりやすい

  • 歯のすり減り・欠け・割れの経験がある

  • 歯の根元がくさび状に欠けている

  • 上あごの真ん中あたりや下あごの歯の内側の骨が出っ張っている

  • 頬の内側や舌に歯の跡がついている

  • 強い食いしばりで目が覚めることがある

写真のように、歯を横にずらしたとき犬歯が当たり、前歯や奥歯は離れて歯を痛めにくい、よい歯ぎしりもなかにはあります。

林歯科医院

〒761-0104 香川県高松市高松町5-8
087-841-9026

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